話題の2018年音楽年間ベスト

総リスニング時間が人生を超えたことで話題の俺が、2018年の年間ベストをその時考えていたこととかやっていたことを併せて紹介するぜ

2018年は人間的に終焉を感じ始めたけど、目を背けました!みたいな年だったんですが、2019年はそのまま突入していくところまで行こうと思っています


1位
Be the cowboy/Mitski

音楽的にスノビズムり始めた高校生の時(2012年くらい)にはまったのがストロークスとかアークティックモンキーズだったから、こういうのたまんないんですよねぇ
特にシリアスめの葛藤がなかった青春時代を送ってきたから、葛藤とそれに伴った情念にあこがれがあって、Mitskiさんの作品はそれをビンビンに感じて僕は大好きです

このアルバムがリリースされたとき、東南アジアを周遊している最中だったんですが、Nobodyの感動が全観光スポットの印象を上回りました
ちなみに1か月の旅行を終える最終日に全身虫に刺されて3週間くらい寝込みました
インドはやっぱりやばいっすね

2位
Ai qing/KID FRESINO

肩の力の抜けた佇まいがかっこいいですよね
たまに学校にいた、「気負わないけど才能あるやつ」が本気だした感じ
まさに少年漫画みたいで、追いたくなるわけですね
絵になる男はいつの時代も、どうしたってかっこいい
Fla$hBackSも後追いなんですけど最高で、C.O.S.Aとの曲もカッコよくて惚れそうです
あと、NENEの「白ティーノーブラ」、めちゃくちゃにかっこいい
あそこパンチラインっすよね

3位
Arctic Monkeys/Tranquility Base Hotel&Casino

いやー、やっぱむずいっすwみたいな展開してきてもう信者にはたまらない今作だったわけですが、いや意外と聴きやすいとなったり、バイブリカルな作品になるポテンシャルを感じざるを得ません

"I just wanted to be one of the Strokes"
の1ラインは、アレックスターナーのカリスマ性がのっかった上での訥々とした告白に思えて、淡い情緒が広がる最高の歌詞だと思っています
曲単位で勝負する時代にがちがちのコンセプトアルバムをだすあたりのマインド、この時代にありがたいなぁとなるわけです

アークティックモンキーズといえば、来日するたびに駆けつけてはそのクールさに打ちひしがれて辛くなるルーティンがあるのですが、次はいつの来日になるのか、果たして駆けつけることができるのかなど行き先不安な社会人生活まで、あと3か月...



4位
Pop therapy/Video Age

どこでみつけたかもよく覚えていませんが、就活やら彼女に振られるやらで割とシリアスな気分だった2018の要所を締めてくれたアルバムです
ローファイ・チル的なものにはまったのは昨年からですが、意識的に80sフォローをしながら、突き抜けてセラピーやってて、絶対彼らは病的に優しい
80sフォローものって多分ムーブメントになってると思うんですけど、だいたいがフォローすることが目的になってる感じがして絶妙にダサすぎてきけない
でも彼らはセラピーやるために「あの頃感」を利用しているんだと思います
顔優しいし
友達になりたい
同系統なら
Danial in Paradise/Courtship.
Chiquito/Cuco
あたりもレコードなら擦り切れるくらい繰り返した

5位
二枚目/すばらしか

熱い!ミツメとかNever Young Beachもいいけど、すばらしかは彼らより人気は無いけど、ずっと骨が太い!
砂っぽさと、汗臭く無さの共存はかなり奇跡的で、煤をまとったような雰囲気は唯一無二だと思います
(これこそが今の自分に足りないものなんじゃないかと内省的なムードなりがち)
よくあるバンドと違うのは、少なくとも僕は彼らに興味がでて、一体どんなことを考えているのだろうと気になったりする思想っぽさがあるところかなぁと思うわけで、一貫した煤っぽさと「文学チック」な歌詞がそう思わせてるのではないかなぁと思います

6位
Resistance/Brandon Coleman

ソウルやらR&Bとかジャズってジャンルは名作が多すぎて(知らな過ぎて)Digり続けちゃえる昨今ですが、"Love"っぽい多幸感は躁状態の時は踊れるし鬱っぽいときは泣けるからよくわかりませんな
サンダーキャットに続いて、こういうのがちゃんとメインストリームに出てくるおかげで僕みたいなのもおこぼれに預かれると思うと、場末のミュージシャンにもBig upです

7位
BALLADS1/Joji

正直アルバム単位で聴かなくなってるんですけど、このアルバムもCAN'T GET OVER YOUが9割でほかはあまり聴かずじまいなことが多い
フィルシーフランクを知ってると、人に見えている/見せている側面なんて一面にすぎないことを改めて痛感させられます
Youtuberをよく知らないので分かりませんが、ヒカキンがめちゃくちゃイケてる歌出した感じですかね、、、なんか音楽好きの人は受け入れにくそうではある
彼女に振られてからきいたので余計に歌詞がしみました、
"I don't have no social cues"とかマジ素朴でいい
いつか「この歌詞がマジ素朴にいいとか可愛い」とか言い始めたときはカッコつけるなと蹴りをいれてください

8位
Lamp Lit Prose/Dirty Projectors

アコースティック回帰爆跳ねって流れ多い気がします
いろんなジャンル手出してエッセンス抽出して原点回帰で最高のやつ作るのズルい
僕の人生もこうありたい
絶対このアルバム完成した後すっきりした顔してるんだろうなぁ
いいなぁ
肩の力を抜くのって、難しいっすね


9位
Little Dark Age/MGMT

MGMT、一貫して全アルバム大好きなんです
音像がとにかくツボで、前作(ファースト以降)のMGMTがあまり評価されていなかったことには自分の耳を信じられなくなったこともありました
今作はこれまた原点回帰の様相を呈しておりますが、重くるしくもポップにチルしており、社会派な作品かと
閉塞感のある時代に、こうゆうユーモアは忘れたくないです
高3の時初めてアマゾンで買ったのがこのアルバムとTENGAでした
あれは気持ちよかった


10位
I can feel you creep into my private life/Tune-Yards

フジロックの配信をみてしったんですけど、脳みそが終わる系のドラッグミュージックでどうしてもライブ行きたいですね
DTMやってたんですけど、こんなんやりたい
脳みそ終わる系と言えばWhere Angels Fear To Tread/disclosureが絶対に終わらせてくれるので好きです

でもやっぱり今年は特にアルバム単位で聴くことはすくなかった、、、


2018年は若さを痛感できた年でした
多分人より4年くらい遅い気がしますが、そうゆうものなんでしょうね
音楽を聴く時間、間違いなく減るので精神を安定させるソリューションを内部に持つように持ってくのが喫緊の課題です


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