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2020年最高音楽ランキング

実にさみしい一年でした。 1日1日は溶けていき、ほとんど目を瞑って生きているような感覚でした。 気に入りません。 なんとかしなければというぼんやりした焦燥感だけがあります。 コロナウイルスが脳みそにこびりついて離れず、逃げ場がない。 世界は一変してしまいました。早く戻ってほしい。 変わったのは取り巻く環境もそうで、仕事も、居住地も大きく変わりました。 強くならないといけないのですが、甘えた私には難しいです。 人間、余裕があるといろんなことに興味を持っていくのでしょうが、 あまり余裕がないからか世間のニュースとか、どんどんどうでもよくなっています。 気力を充実させたい、しっかりしたいところです。 そんな中でも音楽はいつでも私を救ってくれました。 本当に音楽には感謝してもしきれません。 今年は音楽のライブも3月くらいから全くなくなり、楽しみにしていたMGMTも泡に消えました。 唯一行けた1月のBon Iverはポロポロ泣きました。 と書きはじめたのは12月12日、今頃公開に至っているのは、つまり、そうゆうことです。 踊ってばかりの国 私は月に行かないだろう https://www.youtube.com/watch?v=Le6eSG7gJVU&list=OLAK5uy_kVRZNeSXojpb25VHn_8qfp-u07qGLUjLk 単純に最後まで聞きたいと思う曲ばかり。飽きっぽくってなんでもすぐにスキップしてしまう最近には珍しいアルバムでした。優しいけどそれだけじゃない感じがしていいです。アルバムのジャケットが、まったくぴったりイメージと一致します。 かなり昔、たまたま見た深夜番組で(ゴッドタンだったかな)踊ってばかりの国の「 話はない」がテーマソングとして一瞬流れていて、洋楽以外聴く耳が無かったストローク信奉者だった高校生時代にこれは・・・いいのでは?と思ったことを鮮明に記憶しています。 https://www.youtube.com/watch?v=WO9ARlM-Exw 割と見る目あるじゃんと思いますね。 Dominic Fike What could possibly go wrong https://www.youtube.com/watch?v=mVhJ-F-TF14 これだ!と思う曲が年に数曲ありますが、2020年のこれだ!は↑の曲でしたね。

無抵抗な2019年のアルバムオブザイヤー

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人生にステップがあるとしたら、その方向はどうであるにせよ確実に登って行った2019年。 出会い別れ、苦い甘い、多忙と怠惰の繰り返しにつかれながらも、今年もお茶を濁すことができました。万歳。 どうも手のほどこしようのない愚図だ、と受け容れはじめ気は楽になりつつも、一歩進んで二歩下がる毎日を過ごしています。皆さんは、ご機嫌いかがでしょうか。 振り返りがここまで遅れてしまうほどにのろまな私ですが、どうしても振り返っておく必要があるので、だいすきな音楽と共に振り返っていきたいと思います。 2019年は自分にとって無抵抗な年でした。 幼い自分には重すぎる変化に対して、正面から向き合わず流れに身を任せていました。 これは、2018年から流れを引き継いでいるのですが、もう何もわからないという思いに正直になってみよう、というある種の実験をしてみたのです。 これが成功だったのか、それとも失敗だったのかはわかりません。 ただ、これで生活がなんとかなると少し気持ちが楽になります。 人生にはそんな時代があったな、となる一年だったと思います。 10位 YamieZimmer - Arsonist Under 2016年のチャンスザラッパー以降、ストロークスをイデアとする耳も変わりラップにも本気で注目するようになりました。その範疇も徐々に広がって、今年はSki mask the slump godなどの分かり易く飛んだ音楽をよく聞きました。ストレスでしょうか。 しかしまだ日本のヒップホップにそこまではまっているかというと、ゆるふわギャングやパンピー、フレシノとか、まぁよく聞いていはいるのですが、評価が一定あるものを聴いている感じだったわけですが、本作はよくわからないまま本当によくききました。Tohjiも聞きましたね。 肩トレの時は毎回このアルバムでしたね。 2月の1か月間メキシコとキューバをめぐる旅行に出かけていた時に、たまたまダウンロードしていたのでリピートして聞いているうちには好きになっていったわけです。正直トラックは全然金がかかってなさそうな音で、完成度という指標があるなら低いと思います(意味不明ですね)が、それも含めて勢いがあるとてもいいアルバムです。 メキシコはメキシコシティにある日本人宿ペンションアミーゴでなぜかよ

備忘録

どこで見たのか忘れたけれど、インターネットが終わりましたっていう日本語とても好きです。 シンプルな言葉でくすっとくるんだけど、なんかいきなりスマホにこう表示されてたら落ち着く気がします。 インターネットで手軽にシリアスになれちゃって、ワンスクロールするとネタ動画見れて、受けて、友達に教えてあげようとか思って。 もうインターネット終わったほうが身のためかなとか。 インターネット終わってほしくないけど、終わってほしいという感じがします。 ラインとかも律儀に返して、そんな感じでもなかった気がするのに。 最近人からとても好かれやすくなったように感じて。 飲み会の誘いとかも多いし、自分からもなぜか誘ったりして。ラインで。 どうなんでしょうかね。 めちゃくちゃ青臭いこと言います、もう20代になって結構時間もたったのに。 本当に自分にいいことを知りたいし、したいなぁと。 なんとかしなくちゃだめなんだよな。(この焦燥感てマジで自律神経に悪いらしいから思わないようにしてるけど) 最近は仕事も始まり、おもったよりもすんなりと、そしていい感じに社会生活に順応しているわけですが、なんとなく寂しい思いがします。 そんなこんなの日々ですが、この前東京ディズニーランドに行きまして。 前別れた彼女に買ったチケットが余ってて、しかも期限がきてて。 仲のいい男友達と行きました。3時間もたたずに退場したけど。 友達がいてよかったなぁ。 そんなこんなの毎日ですが、最近は筋トレに加えて自分磨きもちゃんとしてます。 Aesopのボディクリームなんかも買っちゃって。 筋トレもそろそろ成果ださないとね。減量期がこない。 ついでに言うことじゃないけど、高校時代の後輩がなくなってね。 若いのに、いたたまれないです。 元気で陽気ないいやつだったのに、これからってところなのにね。 心よりお悔やみ申し上げます。 彼とそんなに深いつながりあるわけではないけど、 その分も生きないとな、と思っています。これめちゃくちゃ自己中心的な捉え方だけど、その分も生きるしかないと思うな。若くして死んでしまったや

予想外の国キューバ旅行記とキューバインフォメーション

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どうも、旅先では10円単位で節約するのに日本ではスタバも涼しい顔で入ります。 いきなりキューバ関係ないですが、グーグルストリートビューたまに触ると中々に楽しいですよね。 そんなグーグルストリートビューのサービス開始から10年以上が経過しているそうです。 兄が初めてその存在を教えてくれてたとき、近所を歩く上裸の祖父を発見しはしゃいだことを覚えています(田舎暮らしなのでその辺はおおらかです) 当初はプライバシーがどうのこうのと物議を醸していたとどこかで読みましたが、すっかり愉快なサービスとして定着しました。 加えてVRやARも私たちの手に届きはじめ、「拡張現実」が文字通り発生していることになんとなく興奮する昨今です。PSVRのエースコンバットを友人宅でプレイした時は没入しすぎて友人宅の床に涎を垂らしたことは友人には伝えていません。 僕たちはテクノロジーによって体験が発生する素晴らしい時代に生きているわけですが、その揺り戻しなのか、想像を超える体験が好まれる傾向がある気がします。(ソースはなし) せっかく高い金を出すなら、予想を超えるほうがいいっすもんね。 と、長い前置きは当然キューバ旅行記の布石に過ぎないわけです。 キューバ、間違いなく 予想外の国 です。 そもそも予想しづらい国だとも言えましょう。 頼るべきはブログと観光ガイドですが、正直どの意見や情報もバラバラ。 私は直前(というか当日)に思い立ってメキシコシティ発のフライトを空港にて購入したので、空港の待ち時間のブラウジングくらいしかまともな事前準備はしていませんが。 何記事か読んだ感想は、 「なんかそれぞれ言ってること違うっぽいし、もうなんかいいや」 でした。 と言いつつも、空港から街中への出方とか基本的な立ち回りは役に立ちました。先人に感謝。 私の記録も、そもそもが日記じみたものなので参考にしづらいとは思いますが、あまり役に立つとは思えません。 しかしながら、空気感をつかむことも大切かと思うので微塵でも役に立つことがあれば幸いです。   目次 ビザ 市街地に出る キューバの通貨 宿について 長距離

男でも化粧水ドバドバ使えってことらしいな

いやーまいったなぁ、化粧水こぼしちまった。 化粧水なんて情けない汁を毎日使ってるってわけじゃないんだ。友達の部屋にあったものを拝借したままになってたらしい。信じてくれ。 机の上にたっぷり流れ出てて、幸いなことに書類や書籍は無事だったんだがCPUにぽたぽた垂れていたときたもんだから、まぁそれなりに慌てはしたものの、今のところもっさりではあるが起動してくれている。頼むから耐えてくれマイハニー。 こぼしてしまったものは仕方がないので、机に広がった「化粧水・敏感肌用・さっぱりタイプ」を新興宗教の資金源a.k.a.ありがたい水でもいただくが如く、なめるように絡めとり顔にバシャバシャとかけてやった。 水は水だろうと思っていたシニカルな振りをした冷笑主義者で社会の毒でもある私は、自身を恥じるのに一切のためらいを覚えない。 化粧水すげーわ。 肌もちもちだもん。 もっちもち。 で、多分だけど思い切り使わないと意味がない。 ちょっとつけてもな、結局水。でもドバドバつけると化粧の要素が勝つ。 ありがとう無印良品。俺のもち肌が約束されたよ。 もしかして乳液とかもいいのか? 教えてくれ美容の国の人。

LCCとか業務スーパーじゃね

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車輪の発明は人類にとってかなり大きなブレイクスルーだったという話をどこかできいたことがあったのですが、どうやら移動手段が人々の生活をガラッと変えてしまうことは歴史のお話じゃないんだなと、LCCを初めて乗ったときに思った私です。 LLCとか業務スーパーみたいじゃね (と思っている人に対して書いてます。) かく言う私も田舎者で保守的ですから、LCCなんて、そりゃ冒険王のみがのるものだろうと思ってたわけなんですが、やっぱり使ったほうがいいんじゃないかなぁと思っています。 日本最高という気持ちもわかりますが、日本が他国と比べてどう最高なのか、はたまた実は最高なんかではないのか、と気づくためにもガンガン海外に行く機会を増やしたほうがいいのです。 和訳が格安航空券なので当然といえば当然なんですが、安いので気軽に海外に行けるようになります。 初めてLCCを使ったのは大学一年生の時にマレーシア行くためにskyscannerでとった(性格には友達に取ってもらった)航空券で、母や祖母から戦地にいくのかというほど心配されたのを覚えています。君子危うきになんとやらとはいいますが、予想以上に反対されて笑ってしまったのを覚えています。 あとあと出会ったバックパッカーたちにとってはLCCの利用=当たり前だったようですが、大学で会う友達にはまったく浸透しておらず、「こりゃよくねぇ」と思い至り、ちょっと紹介してみようと。 それもそのはず、旅行会社が紹介するパッケージ化されたプランはJALANAやらがメインで、LCCは話題にもあがらないという現状があるっぽいです。 そもそもLCCとは LCCはLOW COST CAREERの略で、読んで字のごとく、コストの低い航空券だと思っていただければ問題ないです。LCCという会社があるわけではないわけです。 (例えばAirasiaや国内だとJetstarが有名だったり数は無数にあるんですが、この前乗ったインドのSpiceJetは私でも若干コメディめいた名前にたじろぎました。) これのおかげでおおごとだった海外旅行が少しだけ気軽なものになったわけで、頻繁に開催されるキャンペーン中であればバンコクに1万円くらいで行けちゃうようになりました。ハングオーバーの再現も簡単! 安

話題の2018年音楽年間ベスト

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総リスニング時間が人生を超えたことで話題の俺が、2018年の年間ベストをその時考えていたこととかやっていたことを併せて紹介するぜ 2018年は人間的に終焉を感じ始めたけど、目を背けました!みたいな年だったんですが、2019年はそのまま突入していくところまで行こうと思っています 1位 Be the cowboy/Mitski 音楽的にスノビズムり始めた高校生の時(2012年くらい)にはまったのがストロークスとかアークティックモンキーズだったから、こういうのたまんないんですよねぇ 特にシリアスめの葛藤がなかった青春時代を送ってきたから、葛藤とそれに伴った情念にあこがれがあって、Mitskiさんの作品はそれをビンビンに感じて僕は大好きです このアルバムがリリースされたとき、東南アジアを周遊している最中だったんですが、Nobodyの感動が全観光スポットの印象を上回りました ちなみに1か月の旅行を終える最終日に全身虫に刺されて3週間くらい寝込みました インドはやっぱりやばいっすね 2位 Ai qing/KID FRESINO 肩の力の抜けた佇まいがかっこいいですよね たまに学校にいた、「気負わないけど才能あるやつ」が本気だした感じ まさに少年漫画みたいで、追いたくなるわけですね 絵になる男はいつの時代も、どうしたってかっこいい Fla$hBackSも後追いなんですけど最高で、C.O.S.Aとの曲もカッコよくて惚れそうです あと、NENEの「白ティーノーブラ」、めちゃくちゃにかっこいい あそこパンチラインっすよね 3位 Arctic Monkeys/Tranquility Base Hotel&Casino いやー、やっぱむずいっすwみたいな展開してきてもう信者にはたまらない今作だったわけですが、いや意外と聴きやすいとなったり、バイブリカルな作品になるポテンシャルを感じざるを得ません "I just wanted to be one of the Strokes" の1ラインは、アレックスターナーのカリスマ性がのっかった上での訥々とした告白に思えて、淡い情緒が広がる最高の歌詞だと思っています 曲単位で勝負する