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無抵抗な2019年のアルバムオブザイヤー

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人生にステップがあるとしたら、その方向はどうであるにせよ確実に登って行った2019年。 出会い別れ、苦い甘い、多忙と怠惰の繰り返しにつかれながらも、今年もお茶を濁すことができました。万歳。 どうも手のほどこしようのない愚図だ、と受け容れはじめ気は楽になりつつも、一歩進んで二歩下がる毎日を過ごしています。皆さんは、ご機嫌いかがでしょうか。 振り返りがここまで遅れてしまうほどにのろまな私ですが、どうしても振り返っておく必要があるので、だいすきな音楽と共に振り返っていきたいと思います。 2019年は自分にとって無抵抗な年でした。 幼い自分には重すぎる変化に対して、正面から向き合わず流れに身を任せていました。 これは、2018年から流れを引き継いでいるのですが、もう何もわからないという思いに正直になってみよう、というある種の実験をしてみたのです。 これが成功だったのか、それとも失敗だったのかはわかりません。 ただ、これで生活がなんとかなると少し気持ちが楽になります。 人生にはそんな時代があったな、となる一年だったと思います。 10位 YamieZimmer - Arsonist Under 2016年のチャンスザラッパー以降、ストロークスをイデアとする耳も変わりラップにも本気で注目するようになりました。その範疇も徐々に広がって、今年はSki mask the slump godなどの分かり易く飛んだ音楽をよく聞きました。ストレスでしょうか。 しかしまだ日本のヒップホップにそこまではまっているかというと、ゆるふわギャングやパンピー、フレシノとか、まぁよく聞いていはいるのですが、評価が一定あるものを聴いている感じだったわけですが、本作はよくわからないまま本当によくききました。Tohjiも聞きましたね。 肩トレの時は毎回このアルバムでしたね。 2月の1か月間メキシコとキューバをめぐる旅行に出かけていた時に、たまたまダウンロードしていたのでリピートして聞いているうちには好きになっていったわけです。正直トラックは全然金がかかってなさそうな音で、完成度という指標があるなら低いと思います(意味不明ですね)が、それも含めて勢いがあるとてもいいアルバムです。 メキシコはメキシコシティにある日本人宿ペンションアミーゴでなぜかよ